日本陸軍　戦闘機 　　　　　　　 日本陸軍　爆撃機 　　　　 日本陸軍　偵察機/その他
考証機材と資料リポート
屠龍 九九軍偵・襲撃機 (軍用機メカ・シリーズ) ★★★★★						屠龍/九九軍偵・襲撃機 (ハンディ判図解・軍用機シリーズ) ★★★★★
考証機材 : 屠龍　九九式襲撃機　九九式軍偵察機
カラーページは8ページ。 操縦席正面のカラーイラストがﾞ１ページ。 後席左舷のカラーイラストが見開き２ページ。 九九式襲撃機全体の精密カラー解剖図が見開き２ページ。 塗装とマーキングのカラーイラストが３ページとなっています。 操縦席のカラーイラストは後席から見た様子で描かれているので、正面の計器板や、左舷のスロットルレバー・右舷の配電盤も見ることができます。 後席は旋回機銃・予備弾倉・前向と後向にスイッチする座席・酸素瓶・無線機・航空写真機なども描かれています。 当時のモノクロ写真は全体像が多く、クローズアップ写真はコックピットの３ショットくらいで、他は無いに等しい状態です。 したがって、解説は図面やイラストがメインとなります。 が、そこはメカニックに強い本書らしく、コックピットとエンジン下面の防弾板・機体下面や側面ののぞき窓・フラップの骨格・主脚の構造・スパッツの点検口・50ｋｇ爆弾用自動引込式弾体押さえ・15ｋｇ爆弾用懸吊架などなど、九九式軍偵察機/襲撃機（キ-51）キットの製作に参考になる精密図が多数紹介されています。 また、飛行中の機体を下から撮った写真では、15ｋｇ爆弾用懸吊架が見えるショットも１ページ１ショットで掲載されています。 ◆軍用機メカ・シリーズとハンディ判図解軍用機シリーズの解説