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考証機材と資料リポート
飛行機模型スペシャル(29) 2020年 05 月号 [雑誌]: モデルアート 増刊
アヴロ・ランカスター (世界の傑作機 No.170) ★★★★★ 考証機材 ： ランカスター
2015/12/6更新 おそらく日本国内では初となるランカスターの専門書です。 極東には展開しなかった機体ですが、ティルピッツ攻撃やダムバスターズなどで活躍した傑作機だけに待望の一冊です。 巻頭グラビアカラーページは24ページ。 当時のカラー写真は8ページです。 非常に鮮明な写真が多く、現在のカラー写真とかわらない発色に驚かされます。 現存する機体のカラー写真は10ページで、キャノピー・爆弾倉・銃座・エンジンナセル・主脚・垂直尾翼などのクローズアップ写真もあります。 塗装と迷彩のカラーイラストは側面図のみで3ページ紹介されています。 「ランカスターの誕生と発展への道」「アヴロ・ランカスターの背景を探る」では開発の経緯や性能などが解説されており、マンチェスターやハリファクスにも触れています。 後半の当時のモノクロ写真では、操縦士席や通信士席・航法士席・胴体上部砲塔・尾部砲塔などのクローズアップも紹介されています。 当然、機体全体のモノクロ写真も多数紹介されています。 「ダムバスターズ」「ビーストを仕留めよ！」ではメーネダム攻撃作戦やティルピッツ空爆作戦の詳細が解説されています。
現存欧州大戦機アーカイブ (エイムック 2345) ★★★☆☆ 考証機材 ： スピットファイア シーファイア ハリケーン シーハリケーン グラディエーター ファイアフライ シーフューリー ブレニム ランカスター ライサンダー タイガーモス マジスター Bf109 Fw190 Me262 Ju52 Fi156
イギリスで開催される欧州最大のエアショー「フライング・レジェンド」での現存機の特集です。 紹介されている機種は多いのですが、その分１機種あたりのカラー写真は少なくなってしまい資料としては物足りないものとなっています。 スピットファイア・ハリケーン・Bf109・Fw190などの有名どころは、かなりのページで紹介されていますが他の資料と比較すると中途半端なものといえます。 が、本書ではマイナーな機種も紹介されており、資料の少ないそれらの機種の資料として貴重な存在といえます。 たとえばグラディエーター・ライサンダー・タイガーモス・カーチスホーク・I-16などはコックピットやエンジンなどが紹介されており、キット作成の際には貴重な資料となります。 ランカスターは4ページ紹介されています。 最初の2ページは飛行中の全体像を前下方から写した見開き大判カラーショットと、地上走行中を機首側面から写した小さめのカラーショットが紹介されています。 3ページ目には爆弾倉の扉を開いて飛行中の姿を下方から撮ったショットが紹介されていますが、逆光のため機体下面は全く確認できません。 が、4ページ目には機首ターレット・尾部ターレット・コックピット・爆弾倉・マーリンエンジン単体・グランドスラム・ドラム状の反跳爆弾などが名刺サイズくらいの小さめカラー写真で紹介されています。
Avro Lancaster 1941 Onwards (All Marks) Owners' Workshop Manual: An Insight into Owning, Restoring, Servicing and Flying Britain's Legendary World War II Bomber (Haynes Owners Workshop Manuals)						Dam Buster Manual: 1943 Onwards (All Marks and Models) Owner's Workshop Manual (Owners Workshop Manual)