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考証機材と資料リポート

局地戦闘機「紫電改」ディテールフォト川西第5312号機
局地戦闘機「紫電改」ディテールフォト川西第5312号機

★★★★★

考証機材 : 紫電改 川西第5312号機

2020/02/19更新

現存する紫電改のフルカラー写真集です。

エアロディテールとの違いは、
エアロディテールは現存する4機の機体の写真集であるのに対して、本書はアメリカ空軍博物館に展示されている「川西第5312号機」1機のみの写真集となります。

また、エアロディテールは展示されている機体のクローズアップ写真集なのに対して、本書は「川西第5312号機」のレストア中の写真が紹介されています。

表紙にあるような外観のショットは5カットのみで、展示されている状態では見ることのできない機体の内部、主翼内部、無塗装のパーツなど、すべての部位が多数のフルカラーで紹介されています。

主な内容は

局地戦闘機 紫電改「川西第5312号」修復、保存の経緯

★機首
プロペラ&スピナー/エンジン「誉発動機二一型」/カウリング/カウルフラップ・排気管・発動機架覆

★胴体
胴体外装/胴体内装

★コクピット
風防/転覆時保護支柱/操縦席

★主翼
主翼上面/主翼下面

★主脚&収納庫
主脚

★尾翼周辺
垂直尾翼&水平尾翼

となっています。



Scale Aviation 2020年 05 月号
Scale Aviation
2020年 05 月号 [雑誌]




紫電 写真集: 水上機王国 川西航空機の挑戦 (The Imperial Japanese Navy Interceptor Shiden N1K1‐J Series)
紫電 写真集
水上機王国 川西航空機の挑戦
(The Imperial Japanese Navy Interceptor Shiden N1K1‐J Series)

★★★★★

考証機材 : 紫電

2017/2/22更新

川西航空機が自社で開発中だった十五試水上戦闘機の陸上機化案を、日本海軍に売り込むかたちで試作指示を取り付けた「仮称一号局地戦闘機」が「試製紫電」でした。
本書は紫電の試作第1号機の製作記録写真が、1ページ1〜2カットの大判写真で掲載されています。
記録写真だけあって、当時のモノクロ写真は非常に鮮明なものが紹介されており、通常の写真では見ることのできない構造や機構を見ることができます。
組み立て治具や台座なども多数写っており、その構造も知ることができます。

まず最初は鳴尾工場での製作起工式の様子から始まります。
製作工程の最初は主翼の主桁と後部補助桁の製作風景から始まり、主翼組み立て作業が紹介されています。
主翼の断面や、自動空戦フラップ取付け部の裏側、翼内燃料槽搭載部、主翼20mm機銃搭載孔などがよくわかります。
主翼翼端製作過程、空戦フラップ製作過程、補助翼、昇降舵、方向舵、水平安定板の製作過程では、外板を貼る前の小骨の様子までが記録されています。
同じように、前部胴体、後部胴体では胴体の断面形状だけでなく、肋骨など内部構造も確認できます。
胴体内燃料タンク、翼内燃料タンク、潤滑油タンクなども取り付けられる前の単体で掲載されています。
エンジンカウリングはその裏側も紹介されています。

降着装置では、紫電の最大の特徴ともいえる油圧伸縮式の主脚柱が取付け前の単体で紹介されています。
また取付け後ではオレオをいっぱいに収縮した状態と、通常の三点姿勢の状態のオレオも紹介されており、その複雑な構造と機構がよくわかります。
胴体側の脚カバーは、量産機のものとはその機構が大きく異なっています。
紫電最大のナゾだった胴体側の脚カバーの構造が本書でやっとわかりました。
主車輪や主車輪カバー、尾輪、やや浮き上がりながら後方へスライドする独特な可動風防など、ディテールアップのキモが満載となっています。
主翼後端フィレット部の中央部足掛けとL字形の後方足掛けは連動しており、そのクローズアップ写真も掲載されています。
その後は大まかな組み立て作業の紹介と、伊丹飛行場への団平船での移送作業の記録写真が続きます。

後半は、輸送用に機体の分解梱包法を検討するための写真が紹介されています。
ここでは、運搬台車に据えられた前部胴体と後部胴体の様子が紹介されています。
分割ラインである8番肋骨付近のクローズアップ写真も掲載されており、構造がよくわかります。
スピナーの違いも初期の試作機の写真で紹介されています。
最後に、本書の工場背景に偶然写っていた十四試高速水上偵察機、のちの紫雲の姿も紹介されており、貴重な資料となっています。

本書のカラーページは13ページあります。
佐藤邦彦氏のフルカラー精密イラストが7ページ。
ここでは、紫電の鳴尾工場製と姫路工場製の機体の迷彩の塗り分けの違いや、工作の違い、銘板の違い、計器板などが紹介されています。
残り6ページは、紫電の塗装とマーキングのカラーイラストです。



日本陸海軍機大図鑑 2015年 10 月号 [雑誌]: モデルアート 増刊
日本陸海軍機大図鑑
2015年 10 月号 モデルアート 増刊

★★★★★


考証機材 : 零戦 雷電 紫電/紫電改 晴嵐 零式観測機 震電
瑞雲 深山/連山 彩雲 月光 流星 屠龍 鍾馗


2015/9/19更新

モデルアート誌に連載中の「零戦大図鑑」あらため「日本機大図鑑」の特集です。
このコーナーは本サイトでも特筆事項として多数紹介しており、その特集の本誌となると特筆事項の塊となってしまい膨大な量の解説となってしまうので、ここでは掲載資料の機種と内容のみ紹介します。
連載の内容を再検討し加筆修正されているので、始めて見る資料もあります。

★陸海軍機の操縦席を見る
零戦二一型・三二型・五二型 零戦の頭当て
雷電一一型の計器板
紫電二一型(紫電改)の計器板
晴嵐の計器板 晴嵐の後席 晴嵐の無線電信機
零式水上観測機一一型
震電の計器板 震電の操縦席
瑞雲の計器板
屠龍甲型 屠龍丁型
深山 連山

★陸海軍機の内装・外装の検証
手動慣性始動機 零戦の手動慣性始動機 二式水戦の手動慣性始動機 紫電/紫電改の手動慣性始動機
雷電の手動慣性始動機 月光/九六艦戦/烈風の手動慣性始動機
十二試艦戦/零戦一一型/二一型の機首 零戦のエンジン 零戦三二型/二二型/五二型の機首 零戦五二型の機首
栄エンジン二一型/三一型
彩雲のエンジン架覆い 彩雲のエンジン始動 彩雲のエンジン架 彩雲の排気管/カウルフラップ 彩雲の機首
現存した「彩雲エンジン架覆い」のその後 誉二一型エンジン
零戦の主脚 雷電の主脚
陸軍機の主脚/頭当て
彩雲の主脚
零戦二一型の主翼 零戦五二型の主翼
二式戦闘機 鍾馗の主脚 二式戦闘機 鍾馗の燃料タンク収納部
二式戦闘機 鍾馗の翼内燃料タンク 二式戦闘機 鍾馗の翼内燃料タンク緊定帯
零戦の尾輪 陸海軍機の尾輪 零戦の尾脚 海軍機の尾橇 尾輪回転制限装置 零戦の尾輪求心装置
雷電の尾輪求心装置 紫電/紫電改の尾輪求心装置 月光の尾脚 彩雲の尾脚と配電盤
零戦五二型のジャッキ 零戦二一型のジャッキ
前翼型滑空機MXY6 震電の胴体後部と側翼
深山・連山 深山の射爆兵装 深山の降着装置
紫電改の主翼と尾翼
流星の風防



南海の海鷲たち: 南西方面の日本海軍航空隊
南海の海鷲たち:南西方面の日本海軍航空隊

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考証機材 : 二式水上戦闘機 強風 零式艦上戦闘機 一式陸上攻撃機 海軍高角砲陣地


2014/11/11更新

元毎日新聞社報道班員の阿部徹雄氏撮影による、南西方面の日本海軍航空隊の当時のモノクロ写真集です。
大型本用に引き伸ばしたためか全体的に白っぽい写真が多く、はっきりクッキリの鮮明なショットは少ないようです。
また、航空機も風景を含めた外観のものが多く内部の写真は皆無です。
しかし、すべて初めて見る未発表の画像ばかりで、非常に貴重な資料です。

中でも
第1章「ハロン基地の水鳥たち」では、
アンボン島ハロンに実戦配備された、生きた水上機たちの写真が多数紹介されています。
任務を終えて帰投した後に水上滑走する二式水戦や、砂浜に繋留された強風、離水中の零式水上偵察機など非常に貴重なショットが掲載されています。
胴体に稲妻の描かれた二式水戦の写真も掲載されています。

第2章「南西方面の零戦」では、
カウリング先端を白(黄?)に塗装された機体や、垂直尾翼や主翼先端を明灰白色に塗装した暗緑色迷彩の機体の写真が紹介されています。
いずれも零戦二一型ですが、今まであまり注目されなかったマーキングです。

第3章は「Z1作戦と渾作戦に苦闘する732空陸攻隊」
一式陸攻の写真が多数掲載されています。
ここでは、夜間出撃の際の写真も掲載されており、爆弾倉に搭載された爆弾や、従来の写真では見たことの無い型式の電探をみることができます。
この章の最後に「海軍十二糎高角砲陣地」の写真が3ページ3ショット紹介されています。
これは12.7cm単装高角砲陣地の後方と斜め後方から撮られた写真で、砲のディテールだけでなく、陣地の配置や艤装などもよくわかります。

第4章は「沖縄航空作戦、串良基地にて」
雷装作業中の天山一二型が3ショットクローズアップで掲載されています。
最後は出撃のため基地を離陸する九七艦攻の写真が続きます。



強風、紫電、紫電改 (世界の傑作機 NO. 124)
強風、紫電、紫電改
世界の傑作機 NO. 124

★★★★★

考証機材 : 強風 紫電 紫電改

カラーページはなんと31ページです。特筆事項は2点

@本紙初公開!フィリピンのクラークフィールドで米軍に撮影された、紫電11甲型のカラー写真が見開き2ページで大きく掲載されており、当時の紫電のカラーリングを知ることができます。

Aこれも本紙で初公開された「紫電・紫電改誕生の記録」の記録写真です。当時のモノクロ写真ですが、紫電の試作機を鳴尾工場から伊丹飛行場まで船で搬送する姿と、紫電のあの問題の脚のアップ写真、紫電改のモックアップの写真等が12ページにわたり掲載されています。

また、現存している強風、レストアされた紫電改や、現存する他の紫電改の機体やコックピットのカラー写真も多数掲載されています。今回はページ数も多く、力の入った内容となっており、おすすめの一冊です。




川西局地戦闘機「紫電改」 (エアロ・ディテール)
川西局地戦闘機 「紫電改」
(エアロ・ディテール26)

★★★★★

考証機材 : 紫電21甲型

エアロディテールの26集ということで、内容もかなり充実しています。

マニアの見たい部位が見たい角度から鮮明に捉えられ、1ページにつき2〜3枚のドアップ写真が掲載されているページもあります。
カウリングをはずしたエンジンはもちろん、エンジンから防火隔壁までのパネルをはずした状態や、カウルフラップの裏側、水平尾翼下の点検口を開いた写真など、まさに機付整備兵になって紫電改の点検・整備をしているといった錯覚にさえおちいります。
紫電改のディテールアップのためには不可欠な一冊です。


局地戦闘機紫電改―海軍航空の終焉を飾った傑作機の生涯 (〈歴史群像〉太平洋戦史シリーズ (24))
局地戦闘機紫電改
海軍航空の終焉を飾った傑作機の生涯
(〈歴史群像〉太平洋戦史シリーズ (24))

★★★★★

考証機材 : 紫電 紫電改

チャンプリン・ファイター・ミュージアムで復元された、おなじみの紫電改のカラー写真が22ページ掲載されています。
コックピットや主脚・翼下面の20mm機銃薬莢排出口付近など、1ページワンショットの大判の写真が多く、全体的にディテールが見やすい内容となっています。

四つ折のとじ込みが次の3種類付いています。
@片面1ページ343空菅野大尉機の大判カラーイラストで、その裏面はおなじく343空大原飛曹長搭乗機の大判カラーイラストです。
A紫電改の座席に座った状態から撮った計器版と風防のドアップカラー写真で、裏面はコックピットの右舷と左舷のドアップカラー写真です。
B三面図を含む紫電21型の1/48精密図面
C紫電と紫電改の塗装とマーキングイラスト集

また、誉エンジンの米軍調査レポートの分解写真が8ページ紹介されており、その他九九式20ミリ機銃のメカニズムと威力の検証や、誉エンジンのメカニズムなどメカニックのディテール中心に紹介されています。


アナタノ知ラナイ兵器〈2〉
イラストで見る末期的兵器総覧

★★★☆☆

考証機材 : 紫電11甲型 彗星12戊型 橘花改 鐘馗U型丙 MIG-15 OV-10
イ号型誘導弾 二等輸送艦 特四式内火艇 巡洋潜水艦乙型
呉二号五型射出機 十七メートル内火艇/水雷艇型 八九式中戦車

スケールアヴィエーション、ネイビーヤード、アーマーモデリングに掲載された、こがしゅうと氏のメカニックイラスト集の第2弾です。
本書は著者たる「こがしゅうと」が特集機材の外見を見たまま感じたままを述べるものだ。まれに内部に踏み込んだ部分もあったりするがそれは単にネタが無かったか気が向いたからだ。・・・
と本書冒頭にも記述があるように、こがしゅうと氏の独断と偏見によるイラスト集です。
すべてモノクロのイラストなのでカラーリングの参考にはなりません。

紫電は8ページで解説されています。
しかしながら、胴体や主翼の上面・下面、主脚など詳細なイラストは、その解説とともに非常に参考になります。
末期的兵器は、固体燃料の噴進器を6本も紫電の胴体下部に固定した「マルJ」と呼称される跳飛爆弾攻撃実験機が2ページにわたり紹介されています。

軍用機メカ・シリーズ 紫電・紫電改
紫電・紫電改 九四水偵
(軍用機メカ・シリーズ)

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考証機材 : 強風 紫電 紫電改
九四水偵

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